住民管理システム使いストーカー 荒尾市職員
熊本県荒尾市は、住民情報システムを不正に使用して職員の個人情報を取得し、女性職員にストーカー行為をしたとして、総務課付の男性副主任を懲戒免職処分にしたと発表した。
過去3年間で少なくとも36回、21人分の閲覧を確認した。市の調査に不正行為を認めているという。副主任の使っていたパソコンには職員61人分の個人情報をまとめたファイルがあり、市は不正に取得したとみている。
浅田敏彦市長は記者会見で「市政への信頼を損なった」と謝罪し、自らを減給10分の1(2カ月)とする議案を6月議会に提出する考えを明らかにした。